以前、三協アルミのソフトQpexを使ってUA値を工務店に
算出してもらった結果UA値0.29という結果でした。
uma-chu.hatenablog.com
しかしこれは窓(サーモスX)がQpexでは正確に入力
できないため、それに近い製品を代用して入力していました。
さらに調べると入力する窓の熱貫流率(U値)は
1.みなしU値(汎用性のある一覧表みたいなもの)
2.代表試験体U値(メーカーの試験値)
3.サイズ別計算U値(計算ソフトによる算出値)
の3種類から選んで使用できるようです。
以前はみなしU値で入力していたのですが、代表試験体U値で
再計算すると大幅にUA値が改善されることが分かりました。
おそらく高断熱を売りにしてるハウスメーカーも少しでも良く見せるため
このU値で計算していると思います。
詳細な数値はLIXILのHPから引用
LIXIL ビジネス情報|法規法令・各種制度|省エネ関連法規・制度|LIXILの対象製品|木造用 開口部(平成28年省エネルギー基準対応)
例えば、サーモスX(トリプルアルゴン)なら
1.みなしU値 1.90W/㎡・K
↓
2.代表試験体U値 1.11~1.23W/㎡・K
これで再計算すると…
天井:セルロースファイバー(以下CF) 400mm:熱損失量 7.289W/K
外壁:CF 105mm+ネオマフォーム 50mm:同 33.870W/K
床:ネオマフォーム 100mm:同 12.548W/K
基礎:ネオマフォーム 50mm:同 6.136W/K
窓:アルミ樹脂複合(トリプル、一部ペア、アルゴン):26.852W/K
合計 86.695W/K÷356.94㎡(外皮面積)=0.24(UA値)
なんとUA値0.29→0.24への大幅改善になりました。
これはもうUA値0.23が基準のHEAT20-G3グレードを
名乗ってもいいのではないでしょうか!