水回りの計画で気を付けたことです。
1.トイレは居室から離れた位置に配置
家族とはいえ、やはりトイレは部屋から遠い方がプライバシー上好ましいです。
また、玄関から見えない位置にすることも大事です。来客中はトイレに行きづらい
のは嫌ですからね。
ちなみにトイレ内で一番大きい音は水を流す音ではなく、トイレットペーパーを
引き出すカラカラ音です。これは紙巻き器をステンレス製ではなく、樹脂製にする
ことで気持ち程度ですが軽減できます。
2.トイレはタンク付きトイレ
タンクレストイレは見た目はオシャレで掃除がしやすそうですが、デメリットが
多です。まずは価格が高い、電気制御で水を流すので故障しやすい、停電・配管
凍結時に流せない、ウォッシュレット一体型なので故障時は便器ごと交換が必要。
それならば普通にタンク付きトイレで十分だと思います。
3.洗面化粧台は洗濯脱衣室の外に配置
最近は洗面、トイレ、洗濯機を1室にまとめるのが流行りですが(というか
面積を縮小するためにまとめざるを得ない)洗濯脱衣室の中に洗面台を配置すると
家族が入浴中は洗面台が使えず非常に不便です。
洗面台はトイレの前に置くことで、トイレの手洗いを兼ねてトイレ内の手洗いを
省いています。(個人的にトイレ内の手洗いは小さくて使いづらいです)
4.洗濯→乾燥→畳み→収納までを一室で完結
洗濯脱衣室に作業台(上部ハンガーパイプ)で洗濯物を干す準備をし、
隣接したサンルームで干し、取り込んだ後は作業台で畳み、
収納棚にしまうように計画しています。
サンルームにはコンセントを設けて、天気が悪い日は扇風機+除湿器で
乾燥させられるようにしています。
5.洗濯脱衣室は階段裏を利用
洗濯脱衣室は天井高さを必要としない部屋なので、階段裏を上手く利用すること
で、スペースを有効利用しています。
6.ユニットバスは1.25坪タイプ
大きく分けて1坪、1.25坪、1.5坪タイプがあります。
浴槽の大きさは変わりませんが、洗い場の横幅が広くなって
行きます。1坪タイプでは80cmを切るので、子供の世話を
するには狭いので、1.25坪タイプにしました。
以上が水回りの計画で気を付けた点です。