uma-chuのブログ

HEAT20 G3。総2階建45坪。UA値0.24。C値0.20。天井:CF400mm。外壁:CF105mm+ネオマフォーム50mm。床:ネオマフォーム100mm。窓:サーモスX(トリプル)。玄関:グランデル2(ハイグレード仕様)。ダクトレス第一種換気(passiv fan)。太陽光5kw(パナソニック)。耐震等級3。維持管理等級3。劣化対策等級3。外装:ガルバ鋼板。内装:珪藻土壁、さらりあ~と、クリアトーン12SⅡ。サンルーム。バルコニー。2台用カーポート。総額3,350万円

農地転用申請

建設予定の土地は地目が畑のため、宅地に変えなければ家を建てる
ことはできません。宅地に変えるためには、市の農業委員会に
許可申請を行い、許可をもらう必要があります。
契約した土地が破格の金額だったのもこのためです。
その証拠に自分の契約した土地は坪8.5万円ですが、
隣の空き地は坪11万円で売りに出されています。

ちなみに許可申請行政書士さんに頼む場合は10万円くらいかかる
そうですが、今回は自分と不動産屋さんで協力して行ったので
実質タダでした。ただし色々と手間がかかるのでなかなか買い手が
つかず、値下がりしていたようです(不動産屋さん談)

つまりマイホーム計画に時間の余裕があるなら要農地転用土地は
狙い目です(笑)それに農地転用の許可が下りることが契約条件に
含まれているので不動産屋さんも協力的です。

申請スケジュールは毎月10日の締め切り日までに許可申請書類一式を
農業委員会に提出すると約2ヶ月で許可が下り、土地の所有権を
移転して工事着工が可能となります。

ちなみに所有権移転も司法書士さんに頼むと20~30万円かかるそう
ですが、そこは不動産屋さんに交渉してタダにしてもらいました。

申請書類は
1.許可申請
2.土地の全部事項証明書
3.公図
4.位置図
5.住宅地図
6.配置図・平面図・立面図・取水・排水計画図
7.被害防除策等概要書
8.土地改良区域内・外の確認書
9.資金計画書
10.融資証明・残高証明書
11.隣地・区長・農家組合長等の承諾書
12.誓約書

山ほどあります。確かにこれは行政書士さんにやってもらうと
10万円も仕方ないのかもしれません。
この中で手間がかかったものをピックアップすると

6.配置図・平面図・立面図・取水・排水計画図
これは自分で設計図を書いていたので対応できましたが、普通はハウス
メーカーにお願いすることになるので、やり取りに時間がかかると思い
ます。またハウスメーカーは契約前だと協力してくれません。

9.資金計画書
10.融資証明・残高証明書
宅地に転用してちゃんと家が建てられるだけの資金があります。
ということを証明しなければなりません。
これは土地○○万円、建物○○万円と書いて、それを上回る融資証明や
残高証明を添付します。実は正確な金額を記載する必要はなく
(というより、申請段階では金額がまとまっていないと思います)
よほど常識外れじゃなければ適当な金額でOKです。
土地500万円、建物1500万円とか。
銀行で発行してもらう残高証明書は意外と高額で1通につき700円
ほどかかります。それで節約のため、1つの口座に貯金を集中させて
証明書を発行してもらうことにしました。
各種銀行を回り貯金を下ろし、貯金集中・証明書発行後はまた各種銀行の
口座に戻すという作業を行いました。
1000万円以上の現金を持ち歩くのはなかなかスリルがありました。

こうして晴れて10月10日の申請期限に間に合ったので、
あとは12月上旬の許可が下りるまで建物の方の計画を詰めるのみです。