システムキッチンの見積をもらうのにタカラのショールームに
行ってきました。
タカラの特徴はホーローを使用したキッチンです。
タカラで使っているホーローは鉄にガラス成分を焼き付けて作られ
ており、耐久性、耐油性が抜群だそうです。
実際に油性マジックで落書きしても水拭きだけでキレイに落ちたり、
ライターで炙っても一時的に黒ずむだけで時間が経つと元に戻り
ました。特にキッチンパネルとレンジフードは油が付きやすいので
便利だなーと。
しかし一番汚れやすいワークトップがホーローでなかったのは残念
でした。（油に強くても水には弱い部分があるのだろうか？）
システムキッチンのベースグレードは５種類あり、高い順に
レミュー＞エマージュ＞リテラ＞エーデル＞リフィットです。
このうちリフィットはホーローではないので、実質一番下の
グレードとなるエーデルで今回は説明を受けました。
ちなみにグレードによる違いは選択できる色の多さと下位グレード
のオプションのものが標準装備だということぐらいなので、タカラ
ではあまりベースのグレードを気にする必要はないと感じました。
１．ワークトップ
人造大理石とステンレスの２種類がありました。
どちらも耐久性・耐汚性が高いので見た目の好みの問題だと
思います。ステンレスは表面にエンボス加工（微細なデコボコ）
をしてあるので、物に接する面積が少なくなり、汚れに
強いそうです。
２．キッチンパネル
タカラ一押しのホーローキッチンパネルです。９種類のデザイン。
ちなみにホーローには磁石がくっつくという点もポイントが
高いです。
３．ベースキャビネット
足元スライドタイプ、スライドタイプ、扉タイプの３種類があります。
足元スライドタイプだと引き出しが３段で、スライドタイプだと２段
のようです。扉タイプでも一部引き出しがつきます。
４．シンク
人造大理石とステンレスの２種類です。オプションで水切りカゴや
穴あきまな板等が豊富にあります。シンクは静音設計というだけで、
特に汚れに対する工夫は見られませんでした。
５．水栓
レバータイプかタッチレスタイプでそれに浄水器内蔵タイプ、
シャワーヘッド引き出しのオプションがあります。浄水器内蔵
タイプは整水、シャワー、浄水の３種類をダイヤルを回して設定
しなければならないので少々使い勝手が悪そうでした。
（ＬＩＸＩＬだと浄水の切り替えをプッシュボタン、シャワーの
切替をダイヤルでできるので、そっちの方が便利かなぁ）
６．食洗機
ここがタカラのホーローに次ぐ一押しポイントで、通常の幅４５ｃｍ
タイプの他に幅６０ｃｍの大型タイプのものが選べます。
６０ｃｍはおそらくタカラとリンナイだけじゃないかと思います。
収納食器数でいうと４５ｃｍ（浅型）４０点、４５ｃｍ（深型）４４点
６０ｃｍは５２点と圧倒的な容量です。
４５ｃｍタイプは機能ごとに色々な種類がありますが、ありすぎて良く
分かりませんでした。シャワーミスト、ターボ噴射、Ｗ除菌、
プラズマクラスター等々。
７．コンロ
ガスコンロとＩＨがあり、種類も豊富です。ＩＨの場合は大きく
分けるとＩＨ２口+ラジエントヒーター１口タイプとＩＨ３口タイプに
分かれます。ラジエントヒーターとは電熱コイルで温めるので表面が熱を
持ち、炙ることができるみたいです。逆にＩＨは磁力で温めるので表面に
鉄が触れていないと作動しないので安全です。
８．レンジフード
これもホーローなので手入れがしやすいのが特徴です。
油がつく部分はすべて取り外し可能で、一番油がつく部材は食洗機に
放り込んで洗浄可能という便利なものでした。
以上の設備を基に以下の仕様で見積りをしてもらいました。
金額についてはタカラの場合はほとんど値引きがないので、カタログ
価格がそのままの金額だと思ってくださいとのことです。
（ただし工務店やハウスメーカーによって卸値が違うので正確な額は
そちらを通して聞いてほしいとのこと）以下はカタログ価格です。
ベースプラン：エーデルＩ型３００ｃｍ ３６０，０００円
ワークトップ：人造大理石 ＋ ２０，０００円
キッチンパネル：ホーロー ＋ ４４，３００円
ベースキャビネット：スライドタイプ ＋ ０円
シンク：ステンレス（幅広タイプ） ＋ ９，０００円
水栓：浄水器内蔵ハンドシャワー ＋ ２３，５００円
食洗機：幅６０ｃｍタイプ ＋１４０，０００円
コンロ：ＩＨ２口＋ラジエント１口 ＋ ６８，０００円
レンジフード：トリプルガードタイプ ＋ ２７，５００円
ウォールキャビネット：開き戸 ＋ ０円
オプション：吊り金物 ＋ １０，０００円
ＬＥＤ照明 ＋ １３，０００円
合計７１５，３００×１．１＝７８６，８３０円（税込）
今週末はＬＩＸＩＬのショールームへ行くので、そこと比べて
決めたいと思います。
