uma-chuのブログ

HEAT20 G3。総2階建45坪。UA値0.24。C値0.20。天井:CF400mm。外壁:CF105mm+ネオマフォーム50mm。床:ネオマフォーム100mm。窓:サーモスX(トリプル)。玄関:グランデル2(ハイグレード仕様)。ダクトレス第一種換気(passiv fan)。太陽光5kw(パナソニック)。耐震等級3。維持管理等級3。劣化対策等級3。外装:ガルバ鋼板。内装:珪藻土壁、さらりあ~と、クリアトーン12SⅡ。サンルーム。バルコニー。2台用カーポート。総額3,350万円

一級建築士試験 計画の要点等 解答例

記述問題での解答例をキーワード毎にいくつか紹介します。

 

1.省エネ

・外部建具にLow-e複層ガラスを計画して建物外皮の断熱性能を高めることで

 空調負荷の低減を図った。

・外部建具面に外付けブラインドを設置することで日射取得率を低減し、冷房負荷の

 低減を図った。

・照明器具をLED照明とすることで消費電力を抑え、省エネ化を図った。

・雨水利用システムを計画し、雨水を便所洗浄水に利用することで節水を図った。

 

2.ゾーニング動線計画)

・サービス部門を各階とも東側に集約することで管理しやすい動線計画とした。

・利用者エリアを東側に集約することでセキュリティを確保し安全な動線計画とした。

・〇室と〇室を近接させることで〇がしやすい動線計画とした。

・利用者エリアを眺望のよい湖に臨む東側に計画することで、来館者の快適性に

 配慮した。

・2室間の間仕切り壁を移動式のパーテーションとすることで、2室を一体利用

 できるよう計画した。

 

3.構造計画

・耐火性、耐震性、耐久性に配慮しRC造とした。

・耐震壁をX方向とY方向にバランスよく配置することで耐震性を確保した。

・大梁にプレストレストコンクリートを採用することで大スパン架構を形成した。

・水平投影面積200㎡かつ天井高6mを超える居室の天井を耐震天井とすることで、

 災害時避難拠点施設として利用できるよう計画した。

 

4.振動・騒音抑制

・外部からの振動・騒音を抑制するために地階を計画した。

・振動が発生する機器を置く室の床に二重スラブを用いた浮き床工法とすることで、

 他室に振動が伝わらないよう配慮した。

・騒音が発生する室の壁をグラスウールを充填した遮音壁とすることで遮音を図った。

・外部建具ガラスを合わせガラスとすることで、外部からの騒音抑制に配慮した。

・建物外周部に防音ルーバーを設置することで外部からの騒音抑制を図った。

 

5.内装計画

・床材に防滑性のビニル床シートとすることで利用者の転倒防止に配慮した。

・床材をタイルカーペットとすることで足音による騒音抑制に配慮した。

・壁紙を不燃性のビニルクロスとすることで防火性を高めた。

・内装材はすべてホルムアルデヒド発散等級F☆☆☆☆のものを採用することで、

 シックハウス抑制に配慮した。

・廊下に面する壁をガラスパーテーションとすることで開放感のある空間を実現した。

 

避難計画

・避難階段を対角線上に配置することで、火災時に安全な二方向避難となるよう計画した。

・面積区画に用いる建具は防火設備とし、壁は1時間耐火壁とした。

・竪穴区画に用いる建具は特定防火設備とし、壁は1時間耐火壁とした。

・全館スプリンクラー設備を設置したため、面積区画の範囲を3000㎡毎とした。