年収がいくらあればどのくらいが家が建てられるのか。
我が家で独自に作成している家計簿を基に前回より詳しく
シミュレーションしてみました。
モデル:夫婦+子供2人、乗用車1台、軽自動車1台持ち、
30歳で新築し、60歳でローン完済
子供は仕送り有りの国立大学(4年間)を想定
貯金目標:60歳時点で2,000万円(退職金無しで想定)
大きなイベントとして
・車を10年ごとに買い替え(乗用車250万、軽自動車150万)
・家の補修費(10年毎に100万、200万、200万)
・学費+仕送り(200万×4年×2人)
・子供の結婚援助金(100万×2人)
・毎年の大きな出費として車検費、固定資産税、旅行費、予備費(40万)
・児童手当は総額(198万×2)を最後に引いて調整
この条件でいくと生活費とは別に17.1万円/月の蓄えが必要になります。
次に生活費として口座から引き落とされるような固定費と
現金で支払うような変動費に分けてみました。
固定費は小学生の想定ですが、学生を卒業すれば不要になるので
平均だとこのくらいでしょうか。
先ほどの蓄えに生活固定費を加えると26万円/月が毎月勝手に
引かれていくことになります。そうすると
手取り月収-26万円-生活変動費=住宅ローン返済月額
といった感じです。
例えば生活変動費10万円とすると、世帯年収の所得税等を23%として
手取り36万円(世帯年収560万)ローン0円(それまでの貯金で一括払い)
手取り44万円(世帯年収680万円)ローン8万円
手取り46万円(世帯年収710万円)ローン10万円
という具合です。
ローンの金利を除いて実際に物件に充てられる額としては、年利1.5%で30年とすると
ローン8万円なら2,320万円
ローン10万円なら2,900万円となるので、
これに30歳までの貯金を頭金にして買えるというシミュレーションです。