2023年6月より全国の電力会社の電気料金が改訂されたので
再計算してみようと思います。
日射条件の悪い福井県(全国38位)での試算です。
太陽光パネルの設置費は前回の2023.1月より変わっていません。
ホームセンターヤマキシのチラシより、私の自宅と同じ
パナソニックの30.58万円/kwの太陽光5kw(152.9万円)で想定します。
次に発電量は実績ベースで年間6,480kw。
これの内訳は売電:5,539kw 自家消費:941kw です。
北陸電力の改訂電力単価は
平均買電単価は38円/kWhで、売電単価(2023年)は16円/kWhです。
※売電単価は10年固定なので11年目以降は8円/kWhと想定します。
これを計算すると
最初の10年で124.4万円
11年目以降は8.0万円/年
回収することができます。
これで設置費の152.9万円を回収するためには13.6年かかる計算になります。
ここで忘れてはいけないのが、住宅ローンによる利子です。
太陽光パネル付きの住宅を新築してローンを組めば、太陽光設置費にも
当然利子がかかるので、その分も考慮しなければなりません。
フラット35で35年ローンとした場合、今だと金利1.7%くらいなので、
太陽光パネル設置費は実質203万円になります。
これで再計算すると、回収期間は19.8年に伸びます。
◆まとめ
電力単価は上がったものの自家消費分の割合が少ないため
さほど影響はなさそうです。日中にガンガン電気を使う
24時間空調なら顕著な効果が出てくるかもしれません。