東京都では新築住宅の太陽光発電設置を義務化する方針が出されたそうです。
一部報道では年度内にも条例改正と噂されているところです。
太陽光の設置から10年間は売電単価が固定されており、
設置している人にとってはありがたいことです。
設置していない人にとっては再エネ賦課金が徴収されるだけで
損をし続ける理不尽な仕組みです。
さて、この売電単価ですが年々下がり続けています。
2019年度は24円/kwだったものが2022年度は17円です。
下がり続ける理由として、私の記憶では
「太陽光需要の増加で供給量の増加や技術の発達で設置費も下がるから」
といったことを聞いた覚えがあります。
実際に下がっているのでしょうか。
とある太陽光業者のチラシです。(地域最安との謳い文句)
2019年6月のもので、ちょうど3年前です。
例えば大手3社(シャープ、パナ、東芝)の平均は30.1万円/kwです。
同じく2022年6月現在のチラシです。
大手3社(シャープ、パナ、東芝)の平均は33.4万円/kwです。
ここ3年間で30.1万円→33.4万円に約10%アップしています。
しかし売電単価は24円→17円で約30%ダウンしています。
設置費は上がり、売電単価は下がり、今から設置するのがお得かと言われると
難しいですが、世界情勢やカーボンニュートラルの政策から買電単価が
今後も上がり続けることはほぼ間違いないので、やはり自家消費分だけでも
太陽光を載せておくことをおすすめします。