間取りの添削をさせていただくと施主要望の傾向としては
LDKを優先的に広くして「寝室や子ども部屋は最小限で構わない」となることが
多いです。私自身は実家の広い客間をリフォームしたものを子ども部屋として
与えられていたので、コンパクトな子ども部屋だと違和感を覚えることも
あるのですが、延床の上限が決まっている以上仕方ありません。
今回は子ども部屋の大きさのシミュレーションをしてみました。
◆3.7畳パターン
もっとも最小限で済むと考えられるパターンです。
なんとかベッドと机は収まるかなという感じですが、机の大きさは制限されそうです。
◆4.5畳パターン
最もオーソドックスなパターンです。
ベッドと机を置くだけなら十分といった感じです。
◆6畳パターン
大体ここからがゆとりがあると思うパターンです。
クローゼットが付けられて、テレビも置けそうです。
◆8畳パターン
ほぼお目にかかれない贅沢仕様です。
クローゼットに加えて、机を2台並べたり空きスペースを使って
趣味の何かに使うこともできそうです。
実際は延床を抑えるため4.5畳+クローゼットというパターンが多いです。
子ども部屋×2なら将来は間仕切りを取っ払って9畳のセカンドリビングとしても
使えるので、一番合理的だと思います。