今回は子供部屋の間取りについて紹介します
子供は2人として仮定します
◆完全独立型(広め)
それぞれの部屋を面積の許す限り広くとった
オーソドックスなパターンです
・居心地のよい空間になる(ひきこもり助長?)
・部屋間をクローゼットで間仕切ることで防音効果がアップ
・さらにクローゼットを外壁面に設けないので湿気る心配もなし
・将来、子供が実家暮らしする場合でも利用できる
・将来、子供が巣立った後は夫婦の個室として活用できる
◆完全独立型(狭い)+フリースペース
子供部屋は寝るだけの空間として割り切って
それ以外の勉強などはフリースペースで行うパターンです
・家族間のコミュニケーションが増える
・フリースペースは廊下兼用のため全館空調が必須
・子供が成長して家族間の生活リズムが変わるとトラブルが起きやすい
・将来、子供が巣立った後に子供部屋を活用しづらい
◆将来独立型(間仕切り壁)
子供が小さいうちは一室にしておいて、個室が必要に
なったときに追加工事で間仕切るパターンです
・子供が小さいうちは大きな遊び部屋として活用できる
・初期費は抑えられるが、後で間仕切った場合
トータルコストは割高になる
・後付けでの間仕切り壁にコンセント類を設置できない
・筋交い箇所が減るので耐震上不利になる
・将来、子供が実家暮らしする場合でも利用できる
・将来、子供が巣立った後は夫婦の個室として活用できる
◆将来独立型(家具間仕切り)
個室が必要になったときに背の高い本棚などでゆるやかに
間仕切るオシャレ建築家が薦めるパターンです
・後からも工事を必要としないため費用が抑えられる
・兄弟が異性の場合、嫌がられる可能性あり
・遮光、防音ができないためトラブルが起きやすい
・筋交い箇所が減るので耐震上不利になる
・将来、子供が巣立った後はセカンドリビングとして活用できる
これはトラブルが起きやすくおすすめできないパターンです
◆まとめ
子供部屋といってもいくつかパターンがありますが、
目先のことだけではなく、将来的にも活用できるような
間取りにすることが大切です