uma-chuのブログ

HEAT20 G3。総2階建45坪。UA値0.24。C値0.20。天井:CF400mm。外壁:CF105mm+ネオマフォーム50mm。床:ネオマフォーム100mm。窓:サーモスX(トリプル)。玄関:グランデル2(ハイグレード仕様)。ダクトレス第一種換気(passiv fan)。太陽光5kw(パナソニック)。耐震等級3。維持管理等級3。劣化対策等級3。外装:ガルバ鋼板。内装:珪藻土壁、さらりあ~と、クリアトーン12SⅡ。サンルーム。バルコニー。2台用カーポート。総額3,350万円

窓について考える その6

今回は窓について、各メーカーの製品と特長を紹介します。

LIXIL

1.最大手だけあって、窓の種類が豊富なメーカーです。

2.サッシ幅が小さく、すっきりとしたデザインになります。

3.トリプルガラスの仕様はLow-e 3mm+普通1.3mm+Low-e 3mmで

  真ん中に薄膜ガラスを入れることで軽量化を図りペアガラスと変わらない重さ

  実現し、開閉しやすくなっています。

4.世界最高性能の5重ガラス製品も取り扱っています。
  2021年5月現在、エクセルシャノンシャノンウインドSPGに上を行かれました。

アルミ樹脂複合サッシ+Low-e複層ガラス:サーモスL、サーモスⅡ 1.73W/(㎡・K)

樹脂サッシ+Low-e複層ガラス:エルスターS 1.30W/(㎡・K)

アルミ樹脂複合サッシ+トリプルガラス:サーモスX 1.03W/(㎡・K)

樹脂サッシ+トリプルガラス(クリプトンガス):エルスターX 0.79W/(㎡・K)

樹脂サッシ+5重ガラス:レガリス 0.55W/(㎡・K)

 

◆Ykkap

 1.LIXILと並ぶ窓の最大手で、出窓、丸窓、ガラスブロック等特殊な

  形状のものも取り扱っています。

2.サッシ幅が大きく、耐久性のある重厚なデザインになります。

3.トリプルガラスの仕様はLow-e 3mm+普通3mm+Low-e 3mmの日射遮熱型

  普通3mm+普通3mm+Low-e 3mmの日射取得型の2種類から選べます。

4.トリプルガラスはLIXILのように薄膜ではないので、開閉時は重たいです。

アルミサッシ+複層ガラス:フレミングJ 4.07W/(㎡・K)

アルミサッシ+Low-e複層ガラス:フレミングJ 3.49W/(㎡・K)

アルミ樹脂複合サッシ+複層ガラス:エピソード 3.49W/(㎡・K)

アルミ樹脂複合サッシ+Low-e複層ガラス:エピソード 2.33W/(㎡・K)

樹脂サッシ+Low-e複層ガラス:APW330 1.31W/(㎡・K)

樹脂サッシ+トリプルガラス(アルゴンガス):APW430 0.90W/(㎡・K)

 

◆三協アルミ

1.LIXIL、Ykkapに次ぐメーカーです。

2.サッシのレールがほぼフラットで掃除がしやすいことが売りです。

アルミサッシ+複層ガラス:マディオP ?W/(㎡・K)

アルミ樹脂複合サッシ+複層ガラス:マディオJ ?W/(㎡・K)

アルミ樹脂複合サッシ+Low-e複層ガラス(アルゴンガス):アルジオ 1.70W/(㎡・K)

樹脂サッシ+Low-e複層ガラス:スマージュ 1.40W/(㎡・K)

樹脂サッシ+トリプルガラス(クリプトンガス):トリプルスマージュ0.85W/(㎡・K)

 

エクセルシャノン

1.日本で初めて樹脂サッシを発売したメーカーです。

2.断熱性、耐久性、耐風性、耐震性など各種実験動画をHPで公開していて

  説得力があります。

3.樹脂サッシの厚みがあり、堅牢なサッシです。

4.シャノンウインドSPGは国内最高性能の断熱性です。

樹脂サッシ+Low-e複層ガラス:シャノンウインドIIs 1.40W/(㎡・K)

樹脂サッシ+トリプルガラス(クリプトンガス):トリプルシャノン 0.80W/(㎡・K)

樹脂サッシ(サッシ内に断熱材充填)+トリプルガラス(クリプトンガス):

シャノンウインドUF 0.73W/(㎡・K)

樹脂サッシ(サッシ内に断熱材充填)+トリプルガラス(真空):

シャノンウインドSPG 0.52W/(㎡・K)

 

以上4社を紹介しました。本当は価格についても書きたいところですが、

サッシは公表価格と納入価格にものすごく差があるので、実際に注文してみないと

分からないというのが実情です。(公共工事であれば7割引きなんてザラです)

また、ハウスメーカー工務店はその会社がいつも取引のあるメーカーが決まっているので、施主が違うメーカーのものを入れてほしいと言っても値引きされないことが多いです。

どうしても使いたいメーカーがあるならば、そこと取引のある会社からリストアップするのがいいでしょう。