uma-chuのブログ

HEAT20 G3。総2階建45坪。UA値0.24。C値0.20。天井:CF400mm。外壁:CF105mm+ネオマフォーム50mm。床:ネオマフォーム100mm。窓:サーモスX(トリプル)。玄関:グランデル2(ハイグレード仕様)。ダクトレス第一種換気(passiv fan)。太陽光5kw(パナソニック)。耐震等級3。維持管理等級3。劣化対策等級3。外装:ガルバ鋼板。内装:珪藻土壁、さらりあ~と、クリアトーン12SⅡ。サンルーム。バルコニー。2台用カーポート。総額3,350万円

冬暖かい家にしたいのも窓から

前回のおさらいからです。

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冬は約5割の熱が窓から逃げていくので、窓の断熱性能をあげるのが最優先です。

どうすれば安く対策できるかというと、

◆内窓を設置する

現在の窓が1枚ガラス窓であれば、内窓を設置することで疑似ペアガラスになります。

どのくらい断熱性能が向上するかというと、

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上の写真のとおり、熱貫流率(熱の損失)が6.0→2.9で約2倍の断熱性能になります。

次にコストを考えてみます。

例えば、年間冷房費4万円、暖房費16万円の家で

1枚ガラスの窓(W1600×H1200)が

全部屋合計で10ヶ所あるとし、これらすべてに内窓を設置します。

内窓の設置費は6万円/1ヶ所程度なので合計60万円の初期費用がかかります。

これに対し削減される冷暖房費は、

入り込む日射熱71%が断熱性能向上により▲50%なので全体の約35%カットになり、4万円×35%=1.4万円/年の冷房費削減。

逃げ出す室内熱48%が断熱性能向上により▲50%なので全体の約25%カットになり、16万円×25%=4.0万円/年の暖房費削減。

合計で5.4万円/年の冷暖房費削減となります。

つまり11年で元がとれる計算になります。

併せて夏はすだれを設置(↓の記事参照)すればさらに削減可能です。

 

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1枚ガラス窓の住宅に住んでいて、まだ11年以上住む予定があるのであれば、

一考の価値があると思います。