uma-chuのブログ

HEAT20 G3。総2階建45坪。UA値0.24。C値0.20。天井:CF400mm。外壁:CF105mm+ネオマフォーム50mm。床:ネオマフォーム100mm。窓:サーモスX(トリプル)。玄関:グランデル2(ハイグレード仕様)。ダクトレス第一種換気(passiv fan)。太陽光5kw(パナソニック)。耐震等級3。維持管理等級3。劣化対策等級3。外装:ガルバ鋼板。内装:珪藻土壁、さらりあ~と、クリアトーン12SⅡ。サンルーム。バルコニー。2台用カーポート。総額3,350万円

玄関部分の断熱施工

玄関の土間部分の断熱材が施工されました
基準上は「土間部分の断熱は省略してもいい」のですが
高断熱を謳うならば省略するわけにはいきません

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マイホームは床断熱仕様ですが土間部分に限っては
床が無いため基礎内断熱としました

断熱材は防蟻剤入りのスタイロフォーム50mmです
底板から立ち上がりまで敷き詰めて
継ぎ手部分には防蟻シーリングで隙間を塞ぎます
(個人的には防蟻効果は信用していません)

今は基礎天端でスタイロが切れていますが土台施工後に
立上り部分を延長して床断熱との断熱ラインが途切れないように
施工します。断熱は床・壁・天井のすべてが断熱のラインで
繋がるように意識することが大事です

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ネットに参考になる納まり図がありました
土台→立上り→底板→立上り→土台まで
切れ目なく断熱ラインが保たれています

劣化対策等級とは

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住宅性能表示制度において耐震等級や断熱等性能等級の他に
劣化対策等級というものがあります。

これは構造躯体(土台・柱・梁等)を長持ちさせるための
目安を表したもので1~3まで等級があります。

ざっくりいうと以下のようになります。

等級1:建築基準法を満たす構造躯体の材料や寸法である
等級2:構造躯体の耐用年数を50~60年とする
等級3:構造躯体の耐用年数を75~90年とする

木造の場合は腐朽菌やシロアリによる構造躯体の劣化の防ぎ方で
等級が決まります。

では具体的にどうすればいいかというと

◆等級1
・等級2を満たさない仕様

◆等級2
・基礎の高さが地面より400mm以上
・基礎下に防湿フィルムの施工
・床下の換気量の確保(基礎断熱の場合は除く)
・地盤面から1m以内の範囲の構造躯体を以下のいずれかにする
 ●通気層の設置
 ●防腐・防蟻処理をする
 ●耐久性のある木材(ヒノキ等)にする
 ●柱小径を120mm以上にする
・土台に水切りを設ける
・土台を防腐・防蟻処理するか耐久性のある木材にする
・小屋裏の換気量の確保

◆等級3:等級2に以下の項目を加える
・地盤面から1m以内の範囲の構造躯体は通気層の設置プラス
 以下のいずれかの処置

 ●防腐・防蟻処理をする
 ●耐久性のある木材(ヒノキ等)で柱小径を120mm以上にする
 ●柱小径を135mm以上にする
・浴室・脱衣所については防水性のある仕上げ(シート・クロス等)か
 ユニットバスにする

劣化対策等級は維持管理対策等級に比べて細かく仕様が定められている
のでコストアップは避けられませんが、本当に施主のことを考えている
ハウスメーカー工務店なら標準仕様なはずなので、優良メーカーか
どうかを見極める判断基準の一つにもなります。

 

維持管理対策等級とは

住宅性能表示制度において耐震等級や断熱等性能等級の他に
維持管理対策等級というものがあります。

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これは主にガス管・給水管・排水管のメンテナンスの容易さを
表したもので1~3まで等級があります。
ざっくりいうと以下のようになります。

等級1:トラブル(排水詰まり等)が起きた時に床+基礎コンクリート
    壊さなければ補修できない部分がある

等級2:トラブルが起きた時に基礎コンクリートは壊さなくていいけれど
    床や壁は壊さなければ補修できない部分がある

等級3:トラブルが起きた時にどこも壊さず補修ができる

こう見ると何が何でも3が欲しい。むしろ最低条件です。

では具体的にどうすればいいかというと

等級1は2・3じゃなければ自動的になってしまいます。

等級2は写真のように基礎の立上りの部分から排水管を横に抜いて下に落とす。
それでは見た目がかっこ悪いという場合は図のように基礎の底板から排水管を
抜くけれどもスリーブ方式(二重配管)にして内側の配管を引っこ抜けるようにする。
ただ底板から抜くとシロアリの侵入路になる可能性があります。

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等級3は等級2に加えて点検口や掃除口を設けて日常点検を容易にする

たったこれだけです。コストについても1→2は施工方法だけの問題なので
ほぼ0円です。2→3も数万円程度のアップで済みます。
後々にトラブルで基礎や床を壊して数十万円の補修費を払うよりはよっぽど
マシです。

しかしここで問題があります。
それは施主側が伝えない限り施工者側の標準仕様になってしまうということです。
等級3を標準としていない限り1や2になってしまい、法律違反でもないため
責めることもできません。
施主側に知識を求める日本の住宅事情は異常だと思いますが、自分の身は自分で
守らねばならないのが現状です。

施工者にノウハウがない場合、単に「維持管理対策等級3でお願いします」と
言っても伝わらないので資料を見せて後々のメンテナンスのことも考えて
工事をしてほしいと伝えましょう。



 

 

 

防草シート補強

相変わらずの防草シートネタです

uma-chu.hatenablog.com

アマゾンさんからピン(55本)が届いたので早速打ち込みに行きました

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これで防草シート50mに対してピン110本
さらに瓦も30枚ほど置いて風対策はバッチリ!
見栄えが悪いので家本体が完成したらまた考えます…

 

 




【積水ハウス】ハウスメーカー評価

ハウスメーカーのHPだけを見て勝手に評価してみます。
今回はハウスメーカー最大手の積水ハウスです。
鉄骨造の住宅が中心で4階建てまで取り扱っています。
その中で鉄骨造で最高グレードのIS STAGE(イズ・ステージ)
紹介します。

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構造:★★★
鉄骨造、ベタ基礎、制振装置
鉄骨造なので木造ならば省略される構造計算が必須となるので安心です。
さらに震度7にも耐えうる制振装置が付きます。

断熱:★★☆
天井:材料不明
壁:充填断熱、材料不明
床:根太間の断熱+根太下にも断熱材を入れる
  珍しい床でのダブル断熱
窓:アルミ樹脂複合+ペアガラス(防犯合わせガラス)
換気:ダクト式第一種換気システム
断熱で快適性を確保するというより、設備機器でガンガン空調する
という旧時代の印象を受けます。

設備:★★★
全館空調+全館調湿システム
全館調湿システムの詳細は載っていませんが、空調と調湿を
設備によって賄うことから消費電力はハンパないと思われます。

外装:★★☆
外壁:ダインコンクリート
工場生産されたコンクリートパネルを再度鋼製タンクの中で硬化させた
高耐久のコンクリート。30年間メンテナンスフリーです。
当然重たいので、数字に表れない耐震性低下が気になります。

内装:★★★
床:無垢または複合フローリング、大理石等
壁:ビニルクロス、塗り壁、エコカラット等
天井:レッドシダー等
照明:ダウンライト、間接照明等
内装材は自由になんでも選べるようです。つまり金額次第。

保証:★☆☆
特に記載はありません。

その他:★★☆
外観はとにかくシャープで写真を見ても他のハウスメーカーとは
段違いのデザイン性です。
またメーターモジュールなので最小廊下幅も78cm→85cmで
ゆとりができます。

◆まとめ
構造:★★★
断熱:★★☆
設備:★★★
外装:★★☆
内装:★★★
保証:★☆☆

断熱に関しては家本体の性能を上げず、空調機任せという所が
個人的には好きじゃありませんが、外観・内観については
さすが最大手といったところです。
坪単価も80~100万という噂も聞くので、やはり最大手ですね。

防草シート応急処置

昨日、工務店から「防草シートひどいことになってるよ」
と言われたのでひとまず応急処置をしに行ってきました

uma-chu.hatenablog.com

到着して現地確認すると…
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なかなかの惨状でした(ノ∀`)アチャー

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追加の押さえピンはアマゾンさん待ちなので、応急処置として
家から余っている瓦を10枚ほど持ってきました。

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抜けているピンを打ち直して適当な間隔で瓦を置いて応急処置完了。
瓦はあと20枚くらい置いてもよさそうです。
あとは追加のピンを打ち込むまで耐えてくれることを祈ります。

ちなみに家本体の方は基礎内部立上りの型枠が組まれていました。
もう雪融けの3月まで作業はないと思っていましたが、
来週の最高気温が2ケタ超えなのでコンクリート打つみたいです。
暖冬で本当にありがたいです。
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それにしても水たまりがすごいなぁと思っていたら
1か所しかない水抜き穴が埋まっていました(;゚Д゚)

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とりあえず少し掘ってみると

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ジャバジャバと排水が始まりました

やはり現場はこまめに見に行ってみるものです

張ったばかりの防草シートが

先週、雨の中がんばって張った防草シートですが

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工務店から連絡があり

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「こんなになってますよ」とΣ( ̄ロ ̄lll)ガーン

土地柄、周りに建物がないため風が吹き放題らしいです。
色々調べたところ風対策にはまずは固定ピンを増やすのが
いいそうなので、倍の110本を打ち込んでやろうと思います。