uma-chuのブログ

HEAT20 G3。総2階建45坪。UA値0.24。C値0.20。天井:CF400mm。外壁:CF105mm+ネオマフォーム50mm。床:ネオマフォーム100mm。窓:サーモスX(トリプル)。玄関:グランデル2(ハイグレード仕様)。ダクトレス第一種換気(passiv fan)。太陽光5kw(パナソニック)。耐震等級3。維持管理等級3。劣化対策等級3。外装:ガルバ鋼板。内装:珪藻土壁、さらりあ~と、クリアトーン12SⅡ。サンルーム。バルコニー。2台用カーポート。総額3,350万円

エアコンの畳数表記は正しいのか

家電量販店の家電アドバイザーみたいな方と話すると

大抵の方が「リビングが18畳なら18畳用のエアコンですねー」と

勧めてくると思います。

家の断熱性能なんてまるで考えず無断熱も断熱等級7もひとくくりにするかの

ような言いぶりです。

そこでエアコンの畳数表記はどのくらいの環境・性能に対してのものなのか

計算してみました。

条件:延床32坪総2階建て

床・土間:無断熱

屋根:無断熱

壁:無断熱

窓:アルミサッシ+単板ガラス(外壁面積の20%)

換気:第三種換気(0.5回/h)

で計算したところ、UA値は驚異の3.47!!

さらにC値5.0で仮定して

エアコンメーカーの畳数と能力が合うような外気温条件を探っていくと…

 

UA値3.47、C値5.0、三種換気、温度差21度で計算した場合

家全体(32坪=64畳)で約23kwの暖房能力が必要

畳数按分とエアコンの能力表記を比べると

6畳だと2.2kw必要(エアコン能力は2.2kw)

8畳だと2.9kw必要(エアコン能力は2.8kw)

10畳だと3.6kw必要(エアコン能力は3.6kw)

14畳だと5.0kw必要(エアコン能力は5.0kw)

とほぼ一致します。

 

結果:外気温と設定温度の差が21度のときが一番条件に近くなりました。

例えば、外気温0℃で設定温度21度とか外気温-2度で設定温度19度とかです。

 

設定温度19度はさすがに無理があるので外気温がマイナスにならない

温暖地域の無断熱住宅を基準にした表記という感じでしょうか。