uma-chuのブログ

HEAT20 G3。総2階建45坪。UA値0.24。C値0.20。天井:CF400mm。外壁:CF105mm+ネオマフォーム50mm。床:ネオマフォーム100mm。窓:サーモスX(トリプル)。玄関:グランデル2(ハイグレード仕様)。ダクトレス第一種換気(passiv fan)。太陽光5kw(パナソニック)。耐震等級3。維持管理等級3。劣化対策等級3。外装:ガルバ鋼板。内装:珪藻土壁、さらりあ~と、クリアトーン12SⅡ。サンルーム。バルコニー。2台用カーポート。総額3,350万円

バルコニーはつけた方がお得?

費用対効果の面からバルコニーの必要性を考えてみます。

まず、バルコニーを2階に設置した場合のメリットとして

1.布団が干せる
2.洗濯物が干せる
3.エアコンの室外機が置ける
4.1階窓の庇代わりになる

の4つが考えられます。
このうち費用に関係する3と4を主に考えていきます。

●バルコニー設置費用

まず、バルコニーの設置費用は最もデザインがダサいシンプルな
三協アルミのオルネ 1.5間×3尺(2.7m×0.9m)をベースにします。
定価:221,000円×72%(値引・設置費)×10%(消費税)≒175,000円f:id:uma-chu:20210304142921j:plain


●エアコンの室外機が置けることによる設置費用のコストダウン

エアコンを2階に設置する場合、バルコニーがないと室外機を1階まで
下ろすことで、配管が延長されて追加料金がかかりますが
バルコニーがあれば標準料金で収まります。
冷媒管、ドレン管、化粧カバーをそれぞれ3.5m延長した場合
23,300円×5回(50年分)≒▲117,000円(ヤマダウェブコムより)

●1階窓の庇代わりになることによるコストダウン

バルコニーの奥行きが約90cmあるため1階に窓がある場合は庇の
代わりになり、シェードを掛ける必要がなくなります。
もしバルコニーがなかった場合は窓にフック付きの小庇が必要と想定します。
LIXIL ユニット庇(キャピアA型)1ヶ所 ▲40,000円
yahooショップ 日よけシェード 1ヶ所 ▲3,000円

◆まとめ
バルコニー設置費用-エアコン設置追加費用-1階窓庇費用
175,000-117,000-40,000-3,000=15,000円

目に見えるコストとしては15,000円オーバーしましたが、
これらから残りの1.布団が干せる、2.洗濯物が干せる
にも利用できると考えた場合は、バルコニーを設置した方がお得と
言えるのではないでしょうか。
※布団や洗濯物の外干しに反対派の人にはメリットはありません

 

 

 

ダクトレス第一種換気設備と強風

我が家は北南東が空いていて、西のみ空き家があったのですが
先日、取り壊され東西南北4方とも空いてしまいました。

おかげで見晴らしは良くなったのですが、今まで以上に西日が差すことに
なるので、夏の日射対策をしっかりしなければなりません。

それに加えて気づいたのが、風通しも良くなることで
強風時にはダクトレス第一種換気設備に外気が逆流してきます。

ダクトレス換気設備(passiv fan)は70秒ごとに給気と排気が入れ替わるの
ですが、強風時には排気時も外気が入ってきて、常時給気となってしまい
熱交換が行われず、第三種換気もどきとなってしまうことが分かりました。

外気温0℃くらいのときに、ダクトレス換気に手を当ててみると
冷たい風がじんわりと侵入して室温もいつもより1~2℃低いような
気がします。

特に対策のしようもないので、西面に新しく家が建つことを祈るのみです。

工法による断熱性能の違い

在来工法、2×4(ツーバイフォー)工法、2×6(ツーバイシックス)工法
について、それぞれ充填断熱を行った場合の断熱性能を比較します。

それぞれの工法の違いについては省きますが、大雑把に言うと
構造体(柱・根太)の厚みが変わるので、それによって断熱材を
充填できる厚みも変わります。

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■外壁について比較
断熱材は発泡ウレタンフォーム(熱伝導率0.026W/m・K)を使用する場合を
想定します。

●在来工法(構造体の厚み(=断熱材の厚み)105mm

構造体による断熱材が入らない割合 17%
断熱材部分の熱貫流率 0.232 W/㎡・K
構造体部分の熱貫流率 1.032 W/㎡・K
総合熱貫流率 0.368 W/㎡・K


●2×4工法(構造体の厚み(=断熱材の厚み)89mm

構造体による断熱材が入らない割合 20%
断熱材部分の熱貫流率 0.271 W/㎡・K
構造体部分の熱貫流率 1.159 W/㎡・K
総合熱貫流率 0.448 W/㎡・K


●2×6工法(構造体の厚み(=断熱材の厚み)140mm

構造体による断熱材が入らない割合 20%
断熱材部分の熱貫流率 0.177 W/㎡・K
構造体部分の熱貫流率 0.831 W/㎡・K
総合熱貫流率 0.308 W/㎡・K


◆断熱性能比較

2×4工法(▲22%)<在来工法(±0)<2×6工法(+16%)


■床について比較
断熱材は押出法ポリスチレンフォーム保温板(熱伝導率0.028W/m・K)を
使用する場合を想定します。

●在来工法(構造体の厚み(=断熱材の厚み)105mm

構造体による断熱材が入らない割合 15%
断熱材部分の熱貫流率 0.246 W/㎡・K
構造体部分の熱貫流率 0.886 W/㎡・K
総合熱貫流率 0.239 W/㎡・K(温度差係数0.7)


●2×4工法(構造体の厚み(=断熱材の厚み)89mm

構造体による断熱材が入らない割合 13%
断熱材部分の熱貫流率 0.286 W/㎡・K
構造体部分の熱貫流率 0.979 W/㎡・K
総合熱貫流率 0.263 W/㎡・K(温度差係数0.7)


●2×6工法(構造体の厚み(=断熱材の厚み)140mm

構造体による断熱材が入らない割合 13%
断熱材部分の熱貫流率 0.188 W/㎡・K
構造体部分の熱貫流率 0.735 W/㎡・K
総合熱貫流率 0.181 W/㎡・K

◆断熱性能比較

2×4工法(▲10%)<在来工法(±0)<2×6工法(+24%)

 

屋根の場合は垂木部材の厚みに左右されますが、どの工法でも部材寸法を
選べますので、性能に差はありません。


◆まとめ
在来工法と比べて
外壁の場合は2×4工法が▲22%、2×6工法が+16%
 床の場合は2×4工法が▲10%、2×6工法が+24% となりました。

2×4工法は断熱面でやや不利になりそうです。

 

【クレバリーホーム】ハウスメーカー評価

ハウスメーカーのHPだけを見て勝手に評価してみます。
今回は「人生をアップグレードする」がキャッチコピーで
全国展開のローコストハウスメーカークレバリーホーム」です。

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商品ラインナップがいくつかありますが、
今回は人気No.1モデルの「CXシリーズ」を紹介します。

構造:★☆☆
在来工法、ベタ基礎、耐震等級不明、防腐処理有り
HPにはモノコック構造やら高精度金物やら色々書いて
ありますが、どれも当たり前のことで特筆すべき点は
ありません。

断熱:★★☆
天井:グラスウール 210mm
壁:グラスウール 100mm
床:ポリスチレンフォーム 65mm
窓:アルミ樹脂複合サッシ+Low-eペアガラス
換気:第一種換気(ダクト式)
断熱性能は★1つ寄りの2つとしました。
第一種換気システムがあるだけ、ローコストメーカーの
中では上のほうです。

設備:★★☆
特に記載が無く不明です。

外装:★★☆
外壁:タイル
クレバリーホームと言えば、外壁タイルが印象的です。
タイルは重厚感、高級感がありますので、一目ぼれする
人もいるかもしれません。

内装:★☆☆
床:複合フローリング、畳
壁:ビニルクロス
天井:ビニルクロス
照明:シーリング、ペンダント、ダウンライト
特別なことはない最低限度の仕様です。

◆まとめ
構造:★☆☆
断熱:★★☆
設備:★★☆
外装:★★☆
内装:★☆☆

人気No.1のCXシリーズですが、HPを見る限り
外壁タイル以外には特に目を引くようなものはなく、
オリジナリティに欠ける平凡な印象でした。
だからこそ人気なのかもしれません。

 

coconalaで依頼を受けました

間取り添削サービスを登録しているcoconalaで初依頼が来ました

しかも4件も立て続けに…

登録してから3ヶ月ほどまったく音沙汰無かったのに、

なぜか波が来ました。ありがたいことです。

ほぼ趣味なので最低料金で出品していますが、

本気で対応しているので

時給換算で300円/hくらいになっています(笑)

 

uma-chu.hatenablog.com

coconala.com

 

基礎コンクリートの放湿対策(7ヶ月後)

基礎コンクリートの放湿対策として床下に除湿剤をばらまいてから

7ヶ月が経ったので様子を見てました

 

uma-chu.hatenablog.com

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約半分まで来ています。

しかし、前回から4ヶ月経って1割ほどしか増えていません

もう基礎コンの水分はほぼ抜けきったようです

 

電気代1月分

1月分の電気代の請求がきたので公開します

◆概要
大人2人、子供2人、延床45坪
オール電化エコキュート、IHクッキング)
太陽光5kw(設置費用:1,597,904円(税込))

電気料金体系:北陸電力くつろぎナイト12
基本料金   :1,650円
平日昼間   :35円/kw(7~9月)
平日昼間   :25円/kw(上記以外)
休日昼間   :20円/kw
夜間     :13円/kw


◆2021年1月分
電気代請求額  15,226円(790kw)
太陽光消費額   1,428円(55kw)
(夏季31円/kw、他24円/kwをベースに調整費+再エネ金で推定)
太陽光売電額   2,121円(101kw)

太陽光による累計回収額60,704円
イニシャルコスト回収まであと1,537,203円

エアコンがフル稼働に加え、正月休みで在宅日数が
多かったため、おそらく今年度最高の請求額です。つらい…