政府はコロナのピークが過ぎたと宣言したみたいですが、
福井は今日も過去最多更新です。
今回は通気胴縁の施工上の注意点についてです。
胴縁とは外装材(ガルバ鋼板やサイディング)を留める下地材で
下の写真でいう横長の木材のことです。
これ、どこがまずいか分かるでしょうか。
胴縁なら問題ないのですが、「通気」胴縁なので、
外装材と防湿シートの間を通気させてやって湿気がこもらないように
しないといけません。
窓下までビッチリ胴縁を繋げてしまうと、外装材を貼った後に
空気が流れないんです。正しくは胴縁の間にすき間を取る必要があります。
こういう平たいサイディングを貼る場合はまずいです。
ただし、波のあるガルバ鋼板なら波の部分で通気できるので
問題ありません。
大工さん任せで管理が行き届いていないハウスメーカーや工務店に
ありがちなので注意が必要です。