天井断熱のセルロースファイバーは壁内と違って圧をかけずに
降り積もらせているだけなので、経年によって沈下してしまいます。
施工から17ヶ月経った今、どのくらい沈下しているのか天井裏を
覗いてみました。
まずは2階の天井裏へ行くための点検口を開けます
点検口部分にはセルロースファイバーを充填することができないので
代わりにグラスウールが敷き詰められています。
なんと合計4層で厚さ40cm(写真は3層分)
グラスウールをどかして天井裏へ登ります
セルロースファイバーがびっしり。天井裏は断熱ラインより外部側
なのでかなり暑いです。
さて肝心の沈下量は…
これが17ヶ月前の施工当初です。梁が完全に隠れています。
そして今回です。梁が見えて5cmくらい沈下しているでしょうか。
それでも階高等から計算すると厚み42cmくらいは残っています。
厚みが減っても密度が高くなって総量が減っているわけではないので、
断熱性は変わらないのでしょうか。それともセルロース中の空気層が
薄くなっているので断熱性は低下しているのでしょうか。勉強不足です。