uma-chuのブログ

HEAT20 G3。総2階建45坪。UA値0.24。C値0.20。天井:CF400mm。外壁:CF105mm+ネオマフォーム50mm。床:ネオマフォーム100mm。窓:サーモスX(トリプル)。玄関:グランデル2(ハイグレード仕様)。ダクトレス第一種換気(passiv fan)。太陽光5kw(パナソニック)。耐震等級3。維持管理等級3。劣化対策等級3。外装:ガルバ鋼板。内装:珪藻土壁、さらりあ~と、クリアトーン12SⅡ。サンルーム。バルコニー。2台用カーポート。総額3,350万円

コンクリート配合計画書の見方

工務店からコンクリートの配合計画書が提出されたので
チェックポイントを紹介します。

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①:配合の適用期間(温度補正)
コンクリート打込みから28日経過までの予想平均気温が
0~8度なら+6 9~24度なら+3 25度以上なら+6 補正して強度を上げます
気温によってコンクリート強度が変わってしまうので、
設計通りの強度を出すため強度割増するということです

②:配合の設計条件
コンクリートの種類による記号:普通
普通コンクリートなので普通です
他にも軽量コンクリート等ありますが住宅では使いません

呼び強度というのは設計の数値+温度補正値です
ここでは設計21、補正6なので21+6=27です

スランプ又はスランプフロー:18cm
コンクリートのドロドロ具合です
数値が大きいほどドロドロで流し込みやすくなりますが、
あまり大きすぎると強度が出ません
公共工事では15cmまたは18cmとなります

粗骨材の最大寸法:20mm
粗骨材とは砂利のことです。これが大きすぎると鉄筋の間に
引っかかってしまい上手く流しこめなくなります。
公共工事では原則、最大20mmです

③:水セメント比:50.5%
水量÷セメント量の値です
水が多すぎると強度が低下するので、
公共工事では65%以下とされています

次回はコンクリート強度について説明します