マイホームはベタ基礎で一体打ち工法です。
通常はベース部分にコンクリートを打ってから
もう1度立ち上がり部分にコンクリートを打つ
打ち継ぎ(二度打ち)工法ですが、デメリットとして
打ち継ぎ部に隙間ができるため水やシロアリの進入路と
なってしまいます。
これを解消するのがベースと立ち上がりを同時に打つ一体打ち工法です。
さらに一体打ち工法は打ち継ぎ工法よりも1.5倍強いとも言われています。
いいことずくめの一体打ち工法ですが実は技術的に難しく
対応できる工務店が少ないのがデメリットです。
その点では今の工務店に依頼して本当によかったと思っています。
そしてその工務店からこんな質問が
「基礎の水抜き穴は通常は1か所ですがコンクリートの
乾燥のため複数開けましょうか?」
↓水抜き穴(後に防蟻シーリングで塞ぎます)
コンクリートは打設後に1年ほどは水分を出し続け
特に初期の頃は水たまりができるほど水が出るので
それを排出するために水抜き穴を増やしましょうか?
という意味みたいです。
しかしお断りして水抜き穴は1か所のみとしてもらいました。
理由や条件として
1.コンクリート打設後完全に強度が出る約1か月は湿潤養生で
むしろ水たまりができたほうがいいこと。
2.凍結防止のために気温が2度を下回るときはブルーシートで
養生をすること
3.せっかくの一体打ち工法なのに水抜き穴を複数開けて強度低下や
シロアリ進入路を増やしたくないこと
4.床を張る前に水たまりを除去すること
5.入居後に床下に水とりぞうさんを30個くらい置いて様子を見る予定
6.さらに入居後1年は床点検口下に除湿機を置いて除湿する予定
ということでシロアリ&湿気対策は万全!…のはず