uma-chuのブログ

HEAT20 G3。総2階建45坪。UA値0.24。C値0.20。天井:CF400mm。外壁:CF105mm+ネオマフォーム50mm。床:ネオマフォーム100mm。窓:サーモスX(トリプル)。玄関:グランデル2(ハイグレード仕様)。ダクトレス第一種換気(passiv fan)。太陽光5kw(パナソニック)。耐震等級3。維持管理等級3。劣化対策等級3。外装:ガルバ鋼板。内装:珪藻土壁、さらりあ~と、クリアトーン12SⅡ。サンルーム。バルコニー。2台用カーポート。総額3,350万円

窓について考える その2

窓の断熱性能が低いと結露を起こします。

結露が起きて何が悪いかというと、放っておけばカビが生えるし、窓台に雫が落ちれば窓台が腐る原因にもなります。

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こうならないために、窓の断熱性能を上げて結露を防ぐ必要があるのですが、

まずは結露が起きる原因からおさらいします。

空気が水蒸気を含むことが出来る限界の量を飽和水蒸気量(湿度100%)といいます。この飽和水蒸気量は気温が下がるにつれて減っていきます。

そして、空気がどんどん冷えて、飽和水蒸気量(湿度100%)を越えてしまうと、
余った水蒸気が水滴となります。これが結露です。

 

これをもとに窓が結露する原因を考えます。

例えば外気温0℃、室温が20℃、湿度60%とします。

この条件ならば窓表面の温度が12℃の場合に湿度100%となり

結露を起こします。

 

ならば12℃を下回らないような断熱性能がある窓を設置すればよいのか、

と言うとやはりそうもいきません。

場合によっては外気温がー5℃になるかもしれないし、

室温が25℃かもしれない、湿度も80%になるかもしれない。

なので、絶対に結露しない窓とは言い切れないのです。

 

しかし、一般的にはペアガラス+樹脂サッシであれば、ほぼ結露しないと言われています。製品名で言えば、LIXILのエルスターS、YkkapのAPW330がこれにあたります。